テスラは来年、人型ロボットを導入する予定だと、同社の創業者兼CEOであるイーロン・マスクが発表しました。当初、この電気自動車大手は自社利用のためにロボットを生産・導入し、2026年には商業販売を開始する見込みです。このプロジェクトは既に進行中で、Optimusロボットは今年末までにテスラの工場に導入される予定です。
トランスフォーマーシリーズのオートボットリーダーにちなんで名付けられたOptimusは、身長約1.7メートル、重量56キログラムで、「単調で反復的、そして危険な」作業を行うように設計されています。
マスクは、同社が最新の財務結果を発表する前日にX(旧Twitter)でこの発表を行いました。月曜日、テスラの株価はニューヨーク市場の終値で5%以上上昇しました。
「テスラは来年、自社内で使用するための本当に有用な人型ロボットを少量生産し、2026年には他の企業向けに大量生産できることを期待しています。」
Tesla will have genuinely useful humanoid robots in low production for Tesla internal use next year and, hopefully, high production for other companies in 2026
— Elon Musk (@elonmusk) July 22, 2024
テスラのEV以外の事業展開
テスラは – サイバートラックがフォートナイトの世界に登場すると噂されていますが – 以前から「テスラボット」を披露してきました。後にマスクは同社のロボット事業が自動車事業の価値を超えると主張しており、この長期的なビジョンが実現に近づいているようです。
電気自動車の需要低下の中、代替事業により多くの注目が集まっています。ロボットに加え、AI(人工知能)や自動運転も、マスクが本格的に展開しようとしている分野です。
マスクは今年初めのコメントを受けて、8月8日にロボタクシーを公開することを望んでいましたが、最近の発言で予想通り遅延がほぼ確実となりました。この億万長者の起業家は、車両の前面デザインの変更が修正点の一つであると付け加えています。「追加の時間があれば、他のいくつかの新機能も披露できるでしょう」とマスクは述べました。
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