本記事では、モンテカルロ法のカジノでの実践について解説しています。カジノでモンテカルロ法を実践したい方は、以下を参照して下さい。
モンテカルロ法 とは
カジノでのモンテカルロ法とは、特定のルールに基づいて作成した数列をもとに、賭け金を決定する賭け戦略です。
この方法では、数列の最初と最後の値を足した数を賭け金の倍数とします。連敗が続いても賭け金の上昇が緩やかな一方、利益確定し易いため、比較的低リスクの賭け手法です。
2倍または3倍配当のゲームに適用可能のため、応用し易い攻略法です。
モンテカルロ法をカジノで利用する利点・欠点
モンテカルロ法をカジノで利用する際の利点と欠点には、次の点が含まれます。
利点
- 低リスク
- ベット額を考える必要がない
- 連敗時に賭け金が急速に増加しない
- 計画的な賭けを行える
欠点
- 低リターン
- 慣れるまで利用するのが難しい
- ベット上限額に達すると負け
モンテカルロ法のメリットは、リスクが低くリターンも安定しており、ベット額を自動的に決められるため考える手間が省けます。また、連敗時でも賭け金が急激に増えず、計画的に賭けを進めることができるため、初心者でも比較的利用しやすいと言えます。
一方で、誰でも実践できる方法ですが、数字が大きくなると全てを記憶するのが難しくなり、運用しづらい点がデメリットです。また、カジノではテーブルにベット額の上限を設けており、それに達するとモンテカルロ法が機能しなくなります。
実際のカジノでは、メモやペンの持ち込みを禁止している場合も多いですが、その点、どこからでもプレイできるオンラインカジノでは、メモをしながらプレイができるため、非常に相性の良い組み合わせと言えます。
モンテカルロ法(カジノ)のシミュレーション
モンテカルロ法(カジノ)のシミュレーションを以下に表示していますので、参考にして下さい。
2倍配当と3倍配当それぞれの賭けで、勝った場合と負けた場合の結果のシミュレーション・サンプルを示しています。
モンテカルロ法(カジノ)のシミュレーション・サンプル1
モンテカルロ法のシミュレーション・サンプル1
以下は、カジノの2倍配当のゲームにモンテカルロ法を使って勝った場合のシミュレーションです。
2倍配当の勝ち
- スタート資金:1万円
- 数列の初期値:1, 2, 3
- ベット額:100円
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
1 |
1, 2, 3 |
400円 |
負け |
‐400円 |
1, 2, 3, 4 |
2 |
1, 2, 3, 4 |
500円 |
負け |
-900円 |
1, 2, 3, 4, 5 |
3 |
1, 2, 3, 4, 5 |
600円 |
負け |
-1,500円 |
1, 2, 3, 4, 5, 6 |
4 |
1, 2, 3, 4, 5, 6 |
700円 |
勝ち |
-800円 |
1, 2, 3, 4, 5, 6 |
5 |
2, 3, 4, 5 |
700円 |
勝ち |
-100円 |
2, 3, 4, 5 |
6 |
3, 4 |
700円 |
勝ち |
+600円 |
3, 4 |
このゲームでは、1〜3回戦目まで連敗し、累計損益は-1,500円になりましたが、4回戦目と5回戦目で連勝し、累計損益は-100円まで回復しました。
その後、6回戦目で勝利し、最終的な累計損益は+600円となりました。
モンテカルロ法(カジノ)のシミュレーション・サンプル2
モンテカルロ法のシミュレーション・サンプル2
以下は、カジノの2倍配当のゲームにモンテカルロ法を使って負けた場合のシミュレーションです。
2倍配当の負け
- スタート資金:1万円
- 数列の初期値:1, 2, 3
- ベット額:100円
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
1 |
1, 2, 3 |
400円 |
負け |
-400円 |
1, 2, 3, 4 |
2 |
1, 2, 3, 4 |
500円 |
負け |
-900円 |
1, 2, 3, 4, 5 |
3 |
1, 2, 3, 4, 5 |
600円 |
勝ち |
-300円 |
1, 2, 3, 4, 5 |
4 |
2, 3, 4 |
600円 |
負け |
-900円 |
2, 3, 4, 6 |
5 |
2, 3, 4, 6 |
800円 |
負け |
-1,700円 |
2, 3, 4, 6, 8 |
6 |
2, 3, 4, 6, 8 |
1,000円 |
負け |
-2,700円 |
2, 3, 4, 6, 8, 10 |
7 |
2, 3, 4, 6, 8, 10 |
1,200円 |
負け |
-3,900円 |
2, 3, 4, 6, 8, 10, 12 |
8 |
2, 3, 4, 6, 8, 10, 12 |
1,400円 |
負け |
-5,300円 |
2, 3, 4, 6, 8, 10, 12, 14 |
9 |
2, 3, 4, 6, 8, 10, 12, 14 |
1,600円 |
負け |
-6,900円 |
2, 3, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16 |
10 |
2, 3, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16 |
1,800円 |
負け |
-8,700円 |
2, 3, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16, 18 |
11 |
2, 3, 4, 6, 8, 10, 12, 14, 16, 18 |
2,000円 |
負け |
-10,700円 |
破産、ゲーム終了 |
このゲームでは、3回目で勝利し、数列の両端を削除しましたが、以降は連敗が続きました。
賭け金が増加し、11回目で資金が10,000円を超える損失となり破産。
連敗時には賭け金が大きくなり、損失が一気に増加していく典型的なモンテカルロ法のリスクが反映されています。
モンテカルロ法(カジノ)のシミュレーション・サンプル3
モンテカルロ法のシミュレーション・サンプル3
以下は、カジノの3倍配当のゲームにモンテカルロ法を使って勝った場合のシミュレーションです。
3倍配当の勝ち
- スタート資金:1万円
- 数列の初期値:1, 2, 3
- ベット額:100円
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
1 |
1, 2, 3 |
400円 |
負け |
-400円 |
1, 2, 3, 4 |
2 |
1, 2, 3, 4 |
500円 |
負け |
-900円 |
1, 2, 3, 4, 5 |
3 |
1, 2, 3, 4, 5 |
600円 |
負け |
-1,500円 |
1, 2, 3, 4, 5, 6 |
4 |
1, 2, 3, 4, 5, 6 |
700円 |
勝ち |
-100円 |
1, 2, 3, 4, 5, 6 |
5 |
3, 4 |
700円 |
負け |
-800円 |
3, 4, 7 |
6 |
3, 4, 7 |
1,000円 |
負け |
-1,800円 |
3, 4, 7, 10 |
7 |
3, 4, 7, 10 |
1,300円 |
負け |
-3,100円 |
3, 4, 7, 10, 13 |
8 |
3, 4, 7, 10, 13 |
1,600円 |
負け |
-4,700円 |
3, 4, 7, 10, 13, 16 |
9 |
3, 4, 7, 10, 13, 16 |
1,900円 |
勝ち |
-900円 |
3, 4, 7, 10, 13, 16 |
10 |
7, 10 |
1,700円 |
勝ち |
2,500円 |
7, 10 |
このゲームでは、1~3回戦と5~8回戦で連敗し、最大で4,700円の損失を出しましたが、9回戦目と10回戦目で勝利し、最終的に2,500円の利益を得ることができました。
モンテカルロ法(カジノ)のシミュレーション・サンプル4
モンテカルロ法のシミュレーション・サンプル4
以下は、カジノの3倍配当のゲームにモンテカルロ法を使って負けた場合のシミュレーションです。
3倍配当の負け
- スタート資金:1万円
- 数列の初期値:1, 2, 3
- ベット額:100円
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
1 |
1, 2, 3 |
400円 |
負け |
-400円 |
1, 2, 3, 4 |
2 |
1, 2, 3, 4 |
500円 |
勝ち |
+600円 |
1, 2, 3, 4 (ゲーム終了) |
3 |
(再スタート)1, 2, 3 |
400円 |
負け |
-400円 |
1, 2, 3, 4 |
4 |
1, 2, 3, 4 |
500円 |
負け |
-900円 |
1, 2, 3, 4, 5 |
5 |
1, 2, 3, 4, 5 |
600円 |
負け |
-1,500円 |
1, 2, 3, 4, 5, 6 |
6 |
1, 2, 3, 4, 5, 6 |
700円 |
勝ち |
-100円 |
1, 2, 3, 4, 5, 6 |
7 |
3, 4 |
700円 |
負け |
-800円 |
3, 4, 7 |
8 |
3, 4, 7 |
1,000円 |
負け |
-1,800円 |
3, 4, 7, 10 |
9 |
3, 4, 7, 10 |
1,300円 |
負け |
-3,100円 |
3, 4, 7, 10, 13 |
10 |
3, 4, 7, 10, 13 |
1,600円 |
負け |
-4,700円 |
3, 4, 7, 10, 13, 16 |
11 |
3, 4, 7, 10, 13, 16 |
1,900円 |
負け |
-6,600円 |
3, 4, 7, 10, 13, 16, 19 |
12 |
3, 4, 7, 10, 13, 16, 19 |
2,200円 |
負け |
-8,800円 |
3, 4, 7, 10, 13, 16, 19, 22 |
13 |
3, 4, 7, 10, 13, 16, 19, 22 |
2,500円 |
負け |
-11,300円 |
破産、ゲーム終了 |
このゲームでは、2回目に勝利して数列がゼロになり、利益600円でゲームが終了しました。
その後、再スタートした3回戦目以降は6回目を除いて全て敗北し、13回目で資金が尽きてゲーム終了となりました。
モンテカルロ法とマーチンゲール法の比較
モンテカルロ法とマーチンゲール法はどちらもカジノの必勝法として有名です。
以下は、モンテカルロ法とマーチンゲール法を比較した表です。
モンテカルロ法マーチンゲール法
モンテカルロ法
- 数列に基づいて賭け金を調整
- 賭け金の増加が緩やか
- 比較的少額で始めれる
- 2倍配当や3倍配当のゲームに適用できる
- 賭け金が増えると計算が難しい
マーチンゲール法
- 負けるたびに賭け金を倍にする
- 連敗すると賭け金が急激に増加
- 連敗時のリスクが高め
- 主に2倍配当のゲームに利用できる
- ゲームのルールがシンプルで活用しやすい
モンテカルロ法は数列を使った複雑な戦略で、緩やかに賭け金がするため、途中で損切りを行いやすいのが特長です。
一方、マーチンゲール法は連敗のたびに賭け金を倍にするシンプルな方法ですが、連敗が続くと資金が急速に消耗し、大きなリスクを伴います。
そのため、モンテカルロ法はリスク管理をしながらじっくりと進めるのに適しているのに対し、マーチンゲール法は短期的に損失を取り返したい人向けのシステムと言えます。
モンテカルロ法で勝てない理由
モンテカルロ法はカジノでの勝率を上げる有力な攻略法ですが、必ず勝てるわけではありません。
勝てない理由には以下の理由が挙げられます。:
- 運の要素が強い
- 賭け金の上限
- 「ハウスエッジ」がある
まず、一番覚えておきたいのは、カジノゲームの結果は完全に運に左右されるという点です。たとえ必勝法として知られるモンテカルロ法を使ったとしても、連敗が続くと賭け金がどんどん膨らんでいき、損失が大きくなるリスクがあります。
また、資金を十分用意していても、カジノには賭け金の上限が設定されているため、テーブルの上限額に達した場合、モンテカルロ法の進行が途中で止まってしまうことも考えられます。
加えて、長期的にみるとカジノ側が利益を確保できる仕組みである「ハウスエッジ」の存在も忘れてはいけません。ハウスエッジによって、どのゲームでも統計的にはカジノが有利な状況が作られています。そのため、最終的には、どんな攻略法を使っても、運やカジノのシステムにより、確実に勝つことができないという現実があります。
モンテカルロ法の使い方
カジノでのモンテカルロ法は、以下の条件で使うことができます。
具体的には、次のようなカジノゲームおよびベットに最適です。
ゲーム |
2倍配当のベット |
3倍配当のベット |
ルーレット |
赤/黒・奇数/偶数・ハイ/ロー(1~18 / 19~36) |
カラムベット・ダズンベット |
バカラ |
プレイヤー・バンカー |
— |
ブラックジャック |
ヒット・スタンド |
— |
クラップス |
パスライン・ドントパスライン・カムライン・ドントカムライン |
オッズ – ポイント4 |
シックボー |
大/小・奇数/偶数 |
シングルナンバー – サイコロ2つ |
バカラでモンテカルロ法を利用する際は「ノー・コミッション・バカラ(手数料なしバカラ)」を選ぶようにしましょう。
また、ブラックジャックでの利用において、ダブルダウンやスプリットのアクションには適していません。
モンテカルロ法のやり方
モンテカルロ法のやり方について、下記にステップバイステップで解説しています。
2倍配当のやり方
モンテカルロ法を2倍配当の賭け方に利用する方法は以下の通りです。
1単位のベット額を決める
まず初めに、1単位のベット額を設定します。例えば、1単位が100円の場合、5単位では500円、1単位が500円の場合、5単位では2,500円となります。1単位の金額は、自身の資金に応じて無理のない範囲で決めましょう。
このベット額が、モンテカルロ法での賭け金の基準となります。
1. 2. 3とメモ用紙に記入する
モンテカルロ法の基本数列は《1. 2 . 3》になります。ルールに慣れたら、《1, 2, 3 , 4, 5》など数列を長くしてみるといいでしょう。
両端の数字を足した合計がベット額になります。
ステップ①で1単位を100円に設定した場合、賭け金は400円となり、1単位を500円に設定した場合は4×500で2,000円が賭け金となります。
勝敗に応じて次のアクションを決める
(例)1単位100円に設定した場合
ゲームの勝敗に応じて次にとるアクションが異なります。
勝った場合:
勝った場合は、両端の数字を消します。
負けた場合:
負けた場合は、数列の右端に前回賭けた金額を追加します。
新しい数列の両端を足した合計が次のベット額になります。
ゲーム結果に応じて、上記の手順を繰り返します。
数列が1つ、または0になった時点で現在のゲームは終了し、新しくゲームを開始します。
3倍配当のやり方
3倍配当のやり方
モンテカルロ法を2倍配当と3倍配当に利用する方法は基本的に同じです。
1つ違う点は、負けた時に両端から消す数字が1つずつではなく、2つずつになることです。
以下に、モンテカルロ法を3倍配当の賭け方に利用する方法を説明します。
1.1単位のベット額を決めます。
2.1. 2. 3とメモ用紙に記入する。
ステップ②までは、2倍配当のやり方と同じです。
3.勝ったら数列の両端2つの数字を消し、負けたら数列を追加します。
このステップが2倍配当の手順と異なります。
勝った場合:
2倍配当では勝った場合に消す数字が両端1つずつでしたが、3倍配当のベット方法では両端2つずつ数字を消していきます。
残った数列の数字の両端を足した合計が、次のゲームのベット金額となります。
負けた場合:
負けた場合は両端の数字を足して右側に追加します。
3倍配当ゲームも、2倍配当の時と同様に数列が1、またはゼロになった時点でゲームが終了し、新しいゲームを始めます。
バカラでのモンテカルロ法のやり方
バカラでモンテカルロ法を使用する際は『バンカー』と『プレイヤー』が適用可能です。
注意点として、通常のバカラテーブルでプレイする場合、バンカーにベットした際には勝利時に手数料として5%が差し引かれます。
手数料が発生すると、モンテカルロ法の利益回収が難しくなることがあるため、手数料なし(ノー・コミッション)のバカラなどを選ぶようにしましょう。
モンテカルロ法のバカラでの実践例
例:2倍配当の「プレイヤー」にベット
1戦目:ベット額4ドルでスタート
1戦目:ベット額4ドルでスタート
7対0でプレイヤーが勝ちました。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
1回目 |
1, 2, 3 |
4ドル |
勝ち |
+4ドル |
1, 2, 3 |
残りの数列が1つになったので、ゲームを新しく再開します。
2戦目:ベット額4ドルで再スタート
2戦目:ベット額4ドルで再スタート
2対2のタイで引き分けです。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
2回目 |
1, 2, 3 |
4ドル |
引き分け |
+4ドル |
1, 2, 3 |
結果が引き分けだったので、同じ数列とベット額で次のゲームに進みます。
3戦目:ベット額4ドルでスタート
3戦目:ベット額4ドルでスタート
5対9でプレイヤーが負けました。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
3回目 |
1, 2, 3 |
4ドル |
負け |
0ドル |
1, 2, 3, 4 |
ゲームに負けたので数列の右側に数字を1つ足して次のゲームに進みます。
4戦目:ベット額5ドルでスタート
4戦目:ベット額5ドルでスタート
数列『1, 2, 3, 4』の両端を足した合計の5がベット金額です。
7対6でプレイヤーが勝ちました。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
4回目 |
1, 2, 3, 4 |
5ドル |
勝ち |
5ドル |
1, 2, 3, 4 |
ゲームに勝ったので数列の両端の数字を1つずつ消して次のゲームに進みます。
5戦目:ベット額5ドルでスタート
5戦目:ベット額5ドルでスタート
残った数列の『2, 3』を足した合計である5がベット金額です。
0対9でプレイヤーが負けました。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
5回目 |
2, 3 |
5ドル |
負け |
0ドル |
2, 3, 5 |
ゲームに負けたので数列の右側に前回のベット額を足して次のゲームに進みます。
6戦目:ベット額7ドルでスタート
6戦目:ベット額7ドルでスタート
数列『2, 3, 5』の両端を足した合計の7がベット金額です。
8対6でプレイヤーが勝ちました。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
6回目 |
2, 3, 5 |
7ドル |
勝ち |
7ドル |
2, 3, 5 |
ゲームに勝ち、残りの数列が1つになったのでゲーム終了です。
賭け金総額が30ドルで7ドルの利益を獲得しました。
ルーレットでのモンテカルロ法のやり方
ルーレットでモンテカルロ法を使うには、以下の2倍・3倍配当のベットが最適です。
- 赤/黒
- 奇数/偶数
- ハイ/ロー
- カラムベット
- ダズンベット
モンテカルロ法のルーレットでの実践例
例:2倍配当の「赤」にベット
1投目:ベット額4ドルでスタート
1投目:ベット額4ドルでスタート
黒の「20」がでて負けました。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
1回目 |
1, 2, 3 |
4ドル |
負け |
‐4ドル |
1, 2, 3, 4 |
負けたので、数列を右側に1つ足してゲームを続けます。
2投目:ベット額5ドルでスタート
2投目:ベット額5ドルでスタート
赤の「21」がでて勝ちました。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
2回目 |
1, 2, 3 |
5ドル |
勝ち |
1ドル |
1, 2, 3, 4 |
勝ったので両端の数字1つずつ消して、次のゲームに進みます。
3投目:ベット額5ドルでスタート
3投目:ベット額5ドルでスタート
残った数列『2, 3』を足した合計の5がベット金額です。
黒の「13」がでて負けました。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
3回目 |
2, 3 |
5ドル |
負け |
‐4ドル |
2, 3, 5 |
負けたので数列の右側に数字を1つ足して、次のゲームに進みます。
4投目:ベット額7ドルでゲームをスタート
4投目:ベット額7ドルでゲームをスタート
数列『2, 3, 5』の両端を足した数字7がベット金額です。
赤の「36 」がでて勝ちました。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
4回目 |
2, 3, 5 |
7ドル |
勝ち |
+3ドル |
2, 3, 5 |
勝ったので両端の数字1つずつ消します。
数列の残りの数字が1つだけになったので、ゲーム終了です。
賭け金総額が19ドルで3ドルの利益を獲得しました。
ブラックジャックでのモンテカルロ法の実践・具体例
ブラックジャックでのモンテカルロ法には、2倍配当の「ヒット」または「スタンド」が適しています。
ダブルダウンやスプリットといったアクションは、通常のベットよりも賭け金が増加するため、モンテカルロ法を適用が複雑になります。
モンテカルロ法のブラックジャックでの実践例
1戦目:ベット額4ドルでスタート
1戦目:ベット額4ドルでスタート
20対16で負けました。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
1回目 |
1, 2, 3 |
4ドル |
負け |
-4ドル |
1, 2, 3, 4 |
ゲームに負けたので、数列の右側に1つ数字を足して次のゲームに進みます。
2戦目:ベット額5ドルでスタート
2戦目:ベット額5ドルでスタート
数列『1, 2, 3, 4』の両端を足した合計の5がベット金額です。
10対26のバースト負けです。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
2回目 |
1, 2, 3, 4 |
5ドル |
負け |
-9ドル |
1, 2, 3, 4, 5 |
ゲームに負けたので、数列に数字を追加します。
3戦目:ベット額6ドルでスタート
3戦目:ベット額6ドルでスタート
数列『1, 2, 3, 4, 5』の両端を足した合計の6がベット金額です。
25対19で勝ちました。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
3回目 |
1, 2, 3, 4, 5 |
6ドル |
勝ち |
-3ドル |
1, 2, 3, 4, 5 |
ゲームに勝ったので、数列の両端の数字を1つずつ消します。
4戦目:ベット額6ドルでスタート
4戦目:ベット額6ドルでスタート
数列『2, 3, 4』の両端を足した合計の6がベット金額です。
18対17でゲームに負けました。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
4回目 |
2, 3, 4 |
6ドル |
負け |
-9ドル |
2, 3, 4, 6 |
ゲームに負けたので前回のベット額「6」を数列に追加してゲームを進めます。
5戦目:ベット額8ドルでスタート
5戦目:ベット額8ドルでスタート
数列『2, 3, 4, 6』の両端を足した合計の8がベット金額です。
17対19でゲームに勝ちました。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
5回目 |
2, 3, 4, 6 |
8ドル |
勝ち |
-1ドル |
2, 3, 4, 6 |
ゲームに勝ったので、残っている数列の両端の数字を1つずつ消します。
6戦目:ベット額7ドルでスタート
6戦目:ベット額7ドルでスタート
残っている数列の『3, 4』を足した合計の7がベット金額です。
22対19でゲームに勝ちました。
回数 |
数列 |
ベット額 |
勝敗 |
累計損益 |
次の数列 |
6回目 |
3, 4 |
7ドル |
勝ち |
+6ドル |
3, 4 |
残りの数列がゼロになったので、ゲームの終了です。
賭け金総額が36ドルで6ドルの利益を獲得しました。
カジノでモンテカルロ法を利用する際の注意点
モンテカルロ法をカジノで使用する際には、次の点に注意しておきましょう。
カジノのテーブルリミット
カジノには賭け金の上限(テーブルリミット)が設定されています。モンテカルロ法では連敗時に賭け金が大きくなるため、上限に達すると損失を取り戻すための賭けができなくなります。事前にテーブルの上限額を確認し、その範囲内で運用するようにしましょう。
冷静な判断が必要
モンテカルロ法に限らず、カジノで賭け金を伴う場合は、連敗が続いても冷静さを保ち、賭け金の管理を徹底することが大切です。感情的に賭け金を無理に増やすことは避け、連敗による損失が設定した限度額に達した場合や、テーブルリミットが近づいて賭けを続けられなくなる前に、損切りを決断するなど事前に定めた損失ラインを守るように心がけましょう。
FAQ
モンテカルロ法についてのよくある質問と回答は以下を参照して下さい。
カジノでモンテカルロ法の使用は禁止されていますか?
いいえ、禁止されていませんが、ランドカジノではテーブル上でメモやペンの使用を制限している場合もあります。
モンテカルロ法は勝てませんか?
モンテカルロ法はカジノで効果的な戦略の一つですが、結果は運やカジノのシステムによって左右されるため、必ずしも勝利を保証するものではありません。
カジノでモンテカルロ法を使ったシミュレーションとは?
カジノでモンテカルロ法を用いたゲームが、どのような結果になるかを仮想的に実行し、プレイヤーの資金や損益がどう変化するかを観察することをシミュレーションといいます。
モンテカルロ法は2倍配当のカジノゲームで活用できますか?
はい、ルーレットの赤/黒・奇数/偶数・ハイ/ローやバカラのバンカー・プレイヤーなど、2倍配当の賭けに活用できます。
モンテカルロ法とマーチンゲール法の違いは?
モンテカルロ法は、数列に基づいた複雑な手法で、賭け金がゆっくりと増えていく戦略です。一方、マーチンゲール法は、連敗するたびに賭け金を倍にする単純な方法ですが、連敗が続くと賭け金がが急激に増加します。
モンテカルロ法を競馬賭けに活用する方法は?
競馬賭けでモンテカルロ法を活用する際に対象となるのは2倍や3倍のオッズです。数列の両端を足した合計が馬券代になります。
カジノで活用できるモンテカルロ法のツールはありますか?
ウェブサイト上で【モンテカルロ法 カジノ ツール】と検索すれば、無料ツールやアプリが見つかります。
モンテカルロ法の期待値とは?
モンテカルロ法の期待値とは、賭けを繰り返すことによって得られる平均的な結果を指します。