ドローン大手のDJI JAPAN株式会社は5日、同社最軽量かつ最小サイズの新型ドローン「DJI Neo」を発表した。重量わずか135gの手のひらサイズで、送信機なしでの操作が可能な画期的な製品だ。
AIを活用した被写体トラッキング機能「クイックショット」を搭載し、4K解像度で安定した映像を撮影できる。最大18分の飛行時間を実現し、フルカバーのプロペラガードにより安全性も確保している。
簡単操作と多彩な撮影モード
DJI Neoの最大の特徴は、その使いやすさだ。ドローンのモードボタンを押し、撮影モードを選択するだけで、自動的に飛行・撮影を行う。12MPの静止画や4K/30fpsの動画を撮影後、ユーザーの手のひらに戻ってくる。
AI被写体トラッキング機能により、サイクリングやスケートボードなどのアクティビティでも魅力的なフォローショットを簡単に撮影できる。
さらに、6つのインテリジェント撮影モード「クイックショット」を搭載し、ドローニーやサークル、ロケットなど、様々なアングルでの撮影が可能だ。
多様な操作方法と高画質撮影
DJI Neoは、スマートフォンアプリ「DJI Fly」との連携やDJI RC-N3送信機との組み合わせなど、様々な操作方法に対応している。DJI Goggles 3やRC Motion 3と組み合わせることで、没入感あふれるドローン体験も可能だ。
画質面では、1/2インチイメージセンサーを搭載し、DJIの強力な安定化アルゴリズムにより、安定した4K UHD映像を撮影できる。RockSteadyやHorizonBalancingといったブレ補正機能により、高速飛行や風の強い条件下でも安定した映像を撮影可能だ。
5日より販売を開始し、価格は33000円(税込)から。Fly Moreコンボは57200円(税込)で、追加バッテリーや充電ハブなどが付属する。
DJI Neoは、日常的なVlog撮影やSNS投稿用コンテンツの制作に最適な、手軽で高性能なドローンとして注目を集めそうだ。
AIや4K撮影といった最新技術を搭載しながら、コンパクトで使いやすい設計により、ドローン初心者でも簡単に高品質な空撮を楽しめる製品として、日本市場でも大きな反響が期待される。