近年の仮想通貨業界では、ゲームをプレイしながら仮想通貨を稼ぐことが出来るNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)が人気を博しています。「P2E(Play to Earn)」と呼ばれる「ゲーム内で敵に勝利したりアイテムをゲットした結果として、仮想通貨やNFTといった暗号資産を獲得する」というコンセプトのもと、プレイヤーは獲得した仮想通貨やNFTをマーケットで売買することで収益を得ています。
従来のコンシューマーゲームのようにPS5やNintendo Switch等のハードを買い、プレイしたいソフトを用意するといった遊び方とは異なるため、どのように始めたら良いのかわからない読者の方もいるのではないでしょうか。
本記事では、「NFTゲームで実際に稼いでみたいがやり方がわからない…」「どのNFTゲームが稼げるか知りたい…」といった疑問をお持ちの方のために、NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)の仕組みや稼ぎ方、おすすめのゲームをランキング形式で紹介しています。NFTゲームで稼いでみたい方はぜひ本記事を参考にしていただければと思います。
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- ①Crypto Spells(クリプトスペルズ)- 注目の対戦型NFTトレーディングカードゲーム
- ②Axie Infinity(アクシーインフィニティ)- 日本人にも人気の元祖ブロックチェーンゲーム
- ③Sorare(ソラーレ)- サッカー好きにおススメのNFTゲーム
- ④PROJECT XENO(プロジェクトゼノ)- タクティクスPvPゲーム
- ⑤My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)- 歴史上の偉人がNFT化されたブロックチェーンゲーム
- ⑥The Sandbox(ザ・サンドボックス)- マインクラフト風創作ゲーム
- ⑦Yuliverse(ユリバース)- 現実世界探索型のNFTゲーム
- ⑧Illuvium(イルビウム)- モンスターと供に惑星を探検するRPGゲーム
- ⑨STEPN(ステップン)- 運動しながら稼ぐNFTゲーム
- ⑩エルフの森 - ほのぼの系ファーミングNFTゲーム
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- ①Crypto Spells(クリプトスペルズ)- 注目の対戦型NFTトレーディングカードゲーム
- ②Axie Infinity(アクシーインフィニティ)- 日本人にも人気の元祖ブロックチェーンゲーム
- ③Sorare(ソラーレ)- サッカー好きにおススメのNFTゲーム
- ④PROJECT XENO(プロジェクトゼノ)- タクティクスPvPゲーム
- ⑤My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)- 歴史上の偉人がNFT化されたブロックチェーンゲーム
- ⑥The Sandbox(ザ・サンドボックス)- マインクラフト風創作ゲーム
- ⑦Yuliverse(ユリバース)- 現実世界探索型のNFTゲーム
- ⑧Illuvium(イルビウム)- モンスターと供に惑星を探検するRPGゲーム
- ⑨STEPN(ステップン)- 運動しながら稼ぐNFTゲーム
- ⑩エルフの森 - ほのぼの系ファーミングNFTゲーム
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NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)とは
NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)とは、ビットコインやイーサリアム等をはじめとする仮想通貨やNFT(Non-Fungible Token=非代替性トークン)の基盤となる「ブロックチェーン(分散型台帳)技術」を活用したゲームのことを指します。
そもそも、ブロックチェーン(分散型台帳)とは何かイメージがつかない方のために、簡単に概要を説明します。
同技術において取引データは「ブロック」と呼ばれる単位で管理され、鎖(チェーン)のように連結しています。ビットコインの購入等の個々の取引データは1本の鎖のようにブロックチェーン上に記録されているため、特定のデータを書き換えようとすると、前後するデータもすべて改ざんしていく必要があり、実質不可能だと言われています。
この運用方法では、Peer to Peer(P2P)方式で繋がったネットワーク上の各コンピューターがブロックチェーン上の取引記録を共有し、ネットワーク参加者全員で分散してデータを管理していきます。中央集権型サーバーで一元管理していく方法ではないため、どこかのコンピューターに問題が発生してもシステム全体が影響を受けることはなく、システムダウンや改ざんなどの問題を根本から解決できる仕組みとなっています。
これにより、
- サービス提供者であってもデータの改ざんをほぼ不可能
- 一部のシステムが故障しても全体が停止することがないため、リスクを分散できる
といったメリットを実現しています。Web3.0時代の新たなゲームジャンルであるNFTゲームは、このブロックチェーン技術を応用しており、従来のゲームにはなかった特徴があります。ひとつずつ順番に説明していきましょう。
特徴①ゲームプレイにおける不正防止
オンラインゲームでは、データ改ざんによるチート行為や、悪意を持ったユーザーのデータ窃盗による転売行為といった不正行為が問題となっています。一方でNFTゲームはブロックチェーン上でデータを管理するため、ゲームデータやプレイ履歴等の透明性が保障されています。
これらのデータは中央集権的なサーバに保管されるのではなく、ネットワーク上のサーバーに分散管理されるため、データの改ざん耐性が非常に高く、不正行為リスクを限りなく排除します。よって、NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)は誰もが公平に楽しめるゲームを楽しめる仕組みとなっています。
特徴②ゲーム内資産の所有権はユーザー自身が有する
従来のゲームでは、ユーザーがゲームをプレイ中に獲得したゲーム内通貨やアイテム等のデータは、ゲームのサービス提供と共に失われてしまうのが通常でした。これは、ゲーム内資産の所有権が、ユーザーではなくゲームの運営者にあるためです。
一方でNFTゲームのデータは運営側が管理するのではなく、ブロックチェーン上に展開された各サーバーに分散管理されます。そのため、運営者ではなくユーザーがゲーム内資産の所有権を持ち、ゲームのサービス終了後もNFTや仮想通貨という形でユーザーの手元に残ります。
特徴③ゲーム内資産を他のブロックチェーン上に移動できる
従来のゲームにおいては、人気のタイトルであれば特定のアイテムに高い価値がつくことはありましたが、利益を得るためにはアカウントそのものを売って手放す必要がありました。これは従来のゲーム他のゲームやプラットフォームとの相互運用を想定しておらず、ユーザーをゲームに囲い込み、アイテム等に課金させて収益を維持する仕組みであったためです。
一部のNFTゲームは「相互運用性(インターオペラビリティ)」を有しており、これは異なるブロックチェーン同士でデータを連携する性能で、ブロックチェーン技術のひとつです。
相互運用性があるおかげで、プライヤーが稼いだゲーム内資産は、異なるブロックチェーンに展開されるNFT売買プラットフォームで販売可能になり、イーサリアム等に両替し利益を得ることが出来ます。
また一部のNFTゲームは、サービス運営者が新しくリリースした互換性のあるゲームでゲーム内資産を再利用して楽しむこともできます。「ゲームA」で入手したキャラクターやアイテムを、別タイトルである「ゲームB」で使用するといったことができるので、既存のゲームに比べてNFTゲームは遊び方の幅が広がります。
特徴④DAO(分散型自律組織)によるゲーム開発
DAO(ダオ)とは、Decentralized Autonomous Organizationの略で、「分散型自律組織」を意味し、管理者を持たずに参加者同士が協力して組織を運営する新しい組織形態です。
従来のゲームでは、開発者がゲームを作り、運営し、ユーザーにサービスを提供する形態が一般的であり、ユーザーがゲーム開発や運営に関わることは難しい状況でした。
対してNFTゲームの中には、ゲームをプレイしているユーザー自身が、ゲームシステムやルール、運営方法などに関する方針の決定に関与できる仕組みが存在します。ユーザー一人一人がゲーム開発に参加し、みんなで一つのゲームを作るイメージであるため、ゲームとユーザーの関わり方を一変させる画期的な仕組み(DAO)と言えます。
上記の仕組みは、「ガバナンストークン」と呼ばれるDAO(分散型自律組織)内での開発・運営などの意思決定(投票)に参加するためのトークンを保有し、投票結果に応じユーザーの意見を反映する形で実現されます。
後述で紹介するNFTゲーム「Axie Infinity」では、過去に爆上げした仮想通貨である「AXS」と呼ばれるガバナンストークンを保有することで、アップデート時の更新内容の是非を問う投票に参加できます。
稼げるNFTゲームランキングトップ10|2025年最新
ここまでの記事を読んで、NFTゲームの仕組みや稼ぎ方を理解できたかと思います。以下では、様々な評価軸からおすすめできるNFTゲームについてランキング形式で紹介していきます。
- Crypto Spells(クリプトスペルズ)- 注目の対戦型NFTトレーディングカードゲーム
- Axie Infinity(アクシーインフィニティ)- 日本人にも人気の元祖ブロックチェーンゲーム
- Sorare(ソラーレ)- サッカー好きにおススメのNFTゲーム
- PROJECT XENO(プロジェクトゼノ)- タクティクスPvPゲーム
- My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)- 歴史上の偉人がNFT化されたブロックチェーンゲーム
- The Sandbox(ザ・サンドボックス)- マインクラフト風創作ゲーム
- Yuliverse(ユリバース)- 現実世界探索型のNFTゲーム
- Illuvium(イルビウム)- モンスターと供に惑星を探検するRPGゲーム
- STEPN(ステップン)- 運動しながら稼ぐNFTゲーム
- エルフの森 – ほのぼの系ファーミングNFTゲーム
①Crypto Spells(クリプトスペルズ)- 注目の対戦型NFTトレーディングカードゲーム
ジャンル | 対戦トレーディングカードゲーム |
開発元 | CryptoGames株式会社 |
ゲーム内通貨 | MCH Coin |
ブロックチェーン | イーサリアム |
初期費用 | プレイ自体は無料 *ある程度稼ぐためにはおよそ1万円~ |
公式サイト | https://cryptospells.jp/ |
クリプトスペルズは、遊戯王カードやデュエルマスターズ等のプレイ感に近く、対戦トレーディングカードゲーム好きにおすすめです。2019年に正式リリース初日で売上金額が600ETH(当時のレートで約2,000万円)を突破したスマホ対応NFTゲームです。
ゲーム内容は、モンスターカードや補助カードでデッキを組んで、戦略を練りながら相手のライフをモンスターカードで削っていくというシンプルなもので、デッキの組み合わせによって戦略が無限大に広がるのが醍醐味です。
ゲーム内で「カード発行権」を獲得すると、ユーザーは自分で考えたオリジナルカードを作成する権利を得られます。デッキに組み込んでバトルに使用したり、NFT化して売買することも可能で、イラスト制作等が好きな方はカードを考案しながら仮想通貨を稼ぐことも可能です。また、ゲーム内ギルドに所属することで株式の配当のように仮想通貨を3か月に一回受け取る仕組みもあり、稼ぎ方が豊富に用意されてるのも魅力です。
ゲームで使用される一部レアカード(ゴールド、レジェンド帯)はNFT化されており、LEGEND帯のカードに関しては、1枚で30万円〜70万円の値がついたこともあります。今後クリプトスペルズ人気度が上がればさらなる値上がりも期待できるでしょう。
②Axie Infinity(アクシーインフィニティ)- 日本人にも人気の元祖ブロックチェーンゲーム
ジャンル | 育成ストラテジー |
開発元 | SkyMavis社 |
ゲーム内通貨 | SLP、AXS、RON |
ブロックチェーン | Ronin network |
初期費用 | プレイ自体は無料 *旧バージョンはNFT1体につきおよそ400円~ |
公式サイト | https://axieinfinity.com/ |
Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)は、2018年にベトナムで生まれたブロックチェーンゲームです。「元祖ブロックチェーンゲーム」と呼ばれ、NFTゲームの取引高においては世界トップクラスのシェアを誇るほどの人気と実績があります。
ゲームの内容としてはシンプルであり、アクシーと呼ばれる見た目のかわいいモンスターを集めて育成し、3体のモンスターでパーティを組んで、他のプレイヤーとバトルし勝利することでAXSとSLPと呼ばれる報酬を稼ぐ仕組みです。個々のアクシーの強さとアクシー同士の組み合わせが重要になる、戦略性の高いゲームとなっています。
東南アジアで絶大な人気を博し、フィリピンにおいてはAxie Infinityをプレイし仮想通貨を稼ぐことで、生計を立てていた人がいるほどでした。Axie Infinityが一番盛り上がっていた2021年の中頃は、初期費用に15万円近く必要でしたが、2022年にはゲームシステムを変更し、無料プレイを可能したAxie Infinity: Originsが2022年にリリースされました。旧バージョンとの主な違いは、バトルシステムの変更と装備品の導入です。
もしこれからAxie Infinityを始めたいという方は、無料のAxie Infinity Originからスタートしてみてはいかがでしょうか。
③Sorare(ソラーレ)- サッカー好きにおススメのNFTゲーム
ジャンル | 対戦トレーディングカードゲーム |
開発元 | Sorare |
ゲーム内通貨 | イーサリアム(ETH) |
ブロックチェーン | イーサリアム |
初期費用 | プレイ自体は無料 *ある程度稼ぐためにはおよそ5万円~ |
公式サイト | https://sorare.com/ |
Sorare(ソラレ)は、ACミランやレアル・マドリードなど、世界中のサッカークラブチームからサッカー選手のNFTトレーディングカードでオリジナルのチームを作り、他のユーザーとチームのポイント数を競い合うスマホ対応NFTゲームで、現実の試合の戦績がゲーム内のスコアに反映される点がユニークです。
実際のサッカーの試合で、自分がNFTカードとして所有している選手が活躍して好成績を残せば、ゲーム内のオリジナルチームにポイントが加算される仕組みになっています。その他にも、高スコアを獲得し上位にランクインしたユーザーには、イーサリアム(ETH)やレアカードなどの賞品が贈られます。
発行枚数が少ないレアカードほど高値がつきやすいく、毎シーズン1枚しか発行されない知名度の高いスター選手のカードに関しては、数百万円規模で取引されることもあります。2022月には、ドルトムント所属のエーリング・ハーランド選手のカードが、オークションにて約7,800万円)という驚異的な価格で落札されたこともあり、SorareがいかにNFTゲームの分野で注目を集めているかがわかるニュースとなりました。
SorareのMLBバージョンおよびNBAバージョンも横展開でリリースされており、スポーツ観戦が好きな方であれば、楽しく続けられるNFTゲームといえるでしょう。
④PROJECT XENO(プロジェクトゼノ)- タクティクスPvPゲーム
ジャンル | タクティクスPvPゲーム |
開発元 | エポックファクトリー |
ゲーム内通貨 | GXE(ガバナンストークン) UT(ユーティリティトークン) |
ブロックチェーン | BNBチェーン |
初期費用 | NFT1体につきおよそ1,300円~ ※3体必要なので、およそ3,900円~ |
公式サイト | https://project-xeno.com/ |
PROJECT XENOは、3体のNFT化したキャラクターを組み合わせてPvP(プレイヤー対プレイヤー)カードバトルを行い、バトルに勝利することで「GXE」と呼ばれる仮想通貨を稼ぐことができるスマホ対応NFTゲームです。
バトルは同時ターン制であるため、スリルと臨場感を味わえるのが醍醐味です。多彩な個性を持ったキャラクターとスキルの組み合わせデッキを構築することで、戦略は多種多様にわたるため、奥深い思考型のバトルが楽しめます。
「GXE」を使用してNFTにスキルを習得させたり、装備品を強化することでNFTの価値を高めていけば、NFTをよりいい値段で売ることが可能です。強いNFTキャラクターやステータスの高い装備品を使用することで効率よく仮想通貨を稼ぐことが出来る仕組みとなっており、NFTをどんどん強化して仮想通貨の一獲千金を狙うか、それともコツコツ仮想通貨を売却して稼いでいくか、タイミングを判断するのも面白味といえるでしょう。
毎日プレイを積み重ね、バトルで勝利したり、イベントやキャンペーンを活用することで、誰でも稼ぐチャンスが得られるのも魅力の一つです。
PROJECT XENOのアンバサダーにはフィリピンの政治家であり元プロボクサー選手であるマニー・パッキャオ氏、日本人Youtuberのヒカル氏が就任していることや、2024年10月には「北斗の拳」とのコラボイベントが開催中され、ケンシロウをはじめとする北斗の拳キャラクターがNFT化しゲームに登場したことから話題性も豊富で、今後の展開に注目が集まっています。
⑤My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)- 歴史上の偉人がNFT化されたブロックチェーンゲーム
ジャンル | MMORPG |
開発元 | MCH株式会社 |
ゲーム内通貨 | MCH Coin(ガバナンストークン) GUM(ユーティリティトークン) |
ブロックチェーン | イーサリアム、ポリゴン |
初期費用 | プレイ自体は無料 *ある程度稼ぐためにはおよそ1万円~ |
公式サイト | https://www.mycryptoheroes.net/ja |
My Crypto Heroesは、2018年に生まれた日本発のMMORPG型ブロックチェーンゲームです。歴史上のヒーロー(織田信長やナポレオン、クレオパトラなど)のNFTを集め、世界制覇を目指して武器を装備させながら対戦し勝利していくことでストーリーが進行します。
ゲーム内で入手できる歴史上のヒーローや武器は全てNFT化しているため、NFTを売買したり、クエストクリアしたり、他ユーザーとの対戦勝利で「MCH coin」と呼ばれる仮想通貨を稼ぐことが可能です。
遊び方はおおまかに「PvPで戦う大会へ参加する」「クエストをクリアする」「アートを作成し販売する」「NFTや装備アイテムを市場から仕入れ、売買する」の4種類に分かれており、様々な楽しみ方があります。
基本プレイは無料で気軽にゲームを開始できるのみならず、iOSやAndroidのスマホでも遊べるので、毎日コツコツと隙間時間で遊んで稼ぐ作業に向いているのも魅力です。
My Crypto Heroesは2019年8月にはユーザー数・トランザクション数で世界ナンバーワンを記録し、2024年1月の大型アップデートを経て、5年以上にわたってサービスを稼働し続けている実績もあります。日本初のゲームとしてはでトップクラスに注目されているNFTゲームと言っても過言ではありません。
⑥The Sandbox(ザ・サンドボックス)- マインクラフト風創作ゲーム
ジャンル | オープンワールドゲーム |
開発元 | PIXOWL INC. |
ゲーム内通貨 | SAND |
ブロックチェーン | イーサリアムチェーン |
初期費用 | ゲーム内NFTの「LAND」はおよそ8万円~ ※初期費用を用意できないユーザー向けのレンタル制度あり |
公式サイト | https://www.sandbox.game/ja/ |
The Sandbox(ザ・サンドボックス)は、マインクラフトに似た創作系ゲームです。こつこつブロックを積み上げて建物を作成したり、他プレイヤーとコミュニケーションを取ったりすることで、メタバース空間内で思い思いに過ごすことが出来ます。
また、ゲーム内には「特定のアイテムを集める」「敵を倒す」「クイズをクリアする」等のクエストが用意されています。クエストをクリアすれば、NFTが貰える企画の抽選券を獲得することが可能です。ゲーム内では通貨として「SAND」というトークンが流通しており、キャラクターやアイテムをデザインして、OpenseaなどのNFTマーケットプレイスで販売することも出来ます。
また、ゲーム内の不動産「LAND(ランド)」は実際の不動産のように売買することも可能であり、日本の有名企業では有名企業「スクウェア・エニックス」や「エイベックス」、海外有名企業ではadidas(アディダス)やGUCCI(グッチ)等の大企業がLANDを活用してオリジナルNFTの販売、ミニゲームの主催、広告発信や新たな体験価値を提供する企画を実施しています。
このように、The Sandboxには大企業が続々と参入するほどの将来性があるため、参入時期が早ければ早いほど稼げるチャンスが高まります。
⑦Yuliverse(ユリバース)- 現実世界探索型のNFTゲーム
ジャンル | Explore to Earn/Social to Earn |
開発元 | Metalabs |
ゲーム内通貨 | ARG、ART |
ブロックチェーン | BNB |
初期費用 | プレイ自体は無料 ※ある程度稼ぐためには、約5,000円の課金が必要 |
公式サイト | https://www.yuliverse.com/ |
YuliverseはPokemon GOとTinderからインスピレーションを受けたゲームで、二つのアプリの要素が融合したようなNFTゲームです。
プレイヤーはゲーム中において、世界中の問題を解決すべく他のプレイヤーと一緒に旅に出かけ、そのクエストをクリアすることで報酬が貰えます。ユリバースは収益化手段がとても豊富になっていることが魅力です。Explore to Earnというコンセプトのもと、指定されたポイントに移動し、タスクをこなすことでユリバース独自のトークン(ARG)を稼ぎます。また、Social to Earnというコンセプトのもと「他のユリバース上のプレイヤー達と交流して稼ぐ」こともできるのがユニークな点です。
ユリバースで稼ぐためには、ユリバースのメタバース内のアバターであるYuli NFTが必要であり、YuliNFTのレアリティが高いほど、獲得できるARGの量も増える仕組みとなっています。
2023年の大型アップデートにより、無料キャラクターでプレイできるようになりました。無料キャラクターでもアバターを一定レベル以上に育てることが出来れば、仮想通貨ARGを稼げます。スマホで無料からでも気軽に始めることができるYuliverseを遊んでみてください。
⑧Illuvium(イルビウム)- モンスターと供に惑星を探検するRPGゲーム
ジャンル | RPG |
開発元 | illuvium |
ゲーム内通貨 | ILV(ガバナンストークン) sILV2(ユーティリティトークン) |
ブロックチェーン | イーサリアムチェーン (Immutable X) |
初期費用 | 無料 ※大きく稼ぐためには、数万円分のNFTを購入する必要あり |
公式サイト | https://illuvium.io/ |
イルビウム(Illuvium)はSFとファンタジーが融合した世界観のもと、舞台となる惑星の謎を解いていくオープンワールドRPGゲームです。未知の惑星を模したオープンワールドでモンスターを捕まえながら、育成し、自分好みのパーティを組み敵に勝利していくことでストーリーは進行します。イルビウム(Illuvium)の運営はポケモンに大きな影響を受けているため、ポケモンで遊んだことのある方であれば、熱中して楽しみながら稼ぐことが出来るでしょう。
プレイヤーは惑星で獲得したモンスターやアイテムなどをNFTとして所有し、マーケットを通じて売却することで仮想通貨を稼ぐことができます。モンスターは火・水などで分類される『5つの属性』および戦士・超能力者等で分類される『5つのクラス』の特性をひとつずつ保有しているため、組み合わせ次第で戦略は多種多様になりそうです。
また、モンスター同士の融合で新たなモンスターを誕生させることができるという「ドラゴンクエストモンスターズ」的な要素も含まれており、どんなモンスターが生まれるのかドキドキワクワクする楽しみを味わえるでしょう。
このようなゲーム性から、イルビウム(illuvium)は2022年12月に、ブロックチェーンゲームの海外メディア「Polkastarter Gaming」によるゲームアワードにてBESTRPG賞を受賞しており、ゲーム内の音楽やグラフィックも数あるブロックチェーンゲームの中でも最先端を行っているため、非常に期待値の高いNFTゲームといえるでしょう。
⑨STEPN(ステップン)- 運動しながら稼ぐNFTゲーム
ジャンル | Move to Earn |
開発元 | Find Satoshi Lab |
ゲーム内通貨 | GMT(ガバナンストークン) GST(ユーティリティトークン) |
ブロックチェーン | イーサリアム、BNB、ソラナ |
初期費用 | 約5,000円~ |
公式サイト | https://www.stepn.com/ |
STEPN(ステップン)は、ランニングやウォーキングをすることによって仮想通貨を稼ぐことができる、「Move to Earn」というジャンルの火付け役となった代表的NFTゲームです。SNSでも大きな話題となったので、耳にしたことがある読者の方もいるのではないでしょうか。
NFTマーケットプレイスでNFTスニーカーを購入後に、スマホにインストールしたSTEPNアプリと紐づけて、ランニングやウォーキングをすると、運動した事に対する報酬としてゲーム内通貨である「GST」を受け取ることができます。
毎日スマホにインストールしたSTEPNを起動して、ウォーキングやランニングをすることでスニーカーの経験値を上げ、効率よく「GST」を稼げる仕組みとなっています。ちなみに、仮想通貨GSTは海外取引所にも上場しているおすすめ仮想通貨です。NFTスニーカーにはレアリティがあり、マーケットプレイスでは経験値を上げたNFTスニーカーほど高値で販売されています。
2024年5月にはSTEPN GO(ステップンゴー)という新しいバージョンのゲームがリリースされ、家族や友人とスニーカーやエネルギーを共有できる機能が追加され、仮想通貨の知識がないユーザーでも手軽に始められるよう改良されました。新バージョンは他ユーザーとの交流にも重きを置き、充実したソーシャル機能が実装されています。走ったり歩いたりする習慣のある方は、健康管理ついでに仮想通貨を稼ぐことができる「STEPN」を始めてみてはいかがでしょうか。
⑩エルフの森 – ほのぼの系ファーミングNFTゲーム
ジャンル | ファーミングシミュレーション |
開発元 | 株式会社HashPalette |
ゲーム内通貨 | ELF、EAU、EAG |
ブロックチェーン | Palatte |
初期費用 | プレイ自体は無料 *ある程度稼ぐためにはおよそ10万円~ |
公式サイト | https://theland.game/ |
THE LAND(エルフの森)は、任天堂の人気シリーズ「どうぶつの森」やマーベラスが制作している「牧場物語」シリーズに近い感覚のスマホ対応NFTゲームです。プレイヤーは自分が所有するランド(農場)内で作物を育て、加工し、NFT化して売却する事でゲーム内通貨のエルフトークンを稼ぐことができます。
ソーシャル機能も充実しており、仲間と一緒に「同盟」を結成し共同で作物を生産したり、同盟ミッションをクリアすることでチームで仮想通貨を稼ぐことも出来ます。
また、自分でアバターの衣装をデザインして着せ替え(髪型、顔、服装、装飾品)したり、アバターが居住するハウス内の模様替えを楽しめるような、クリエイティブ機能が搭載されているのも魅力です。
THE LANDでは、ユーザーがきちんと報酬を獲得できるよう、運営が最終加工品のNFTを買い取りする仕組みがあります。マーケットに出品されているNFTの中から、価格の低いものから順に買い取りが行われており、すべてのプレイヤーが収益を得られるよう工夫がされています。
THE LAND(エルフの森)が日本発のエンターテインメントに特化したブロックチェーンであるPalatteチェーン上で稼働しており、NFTゲームとしては珍しくガス代(NFTゲーム特有のネットワーク使用手数料)がかからないので、安心してプレイすることが出来ます。
NFTゲームの始め方
ゲームを開始するための初期費用
NFTゲームの初期費用の相場の目安は、およそ5万円と言われています。とはいえ、初期資金が0円で始めることが出来るNFTゲームもあれば、数十万円以上かかるゲームもあります。初期費用の相場の5万円は、あくまでも目安と認識しましょう。ただし、無課金で始められるゲームでも、効率よく仮想通貨を稼ぐためにはアイテムの購入が必要になるケースが通常です。
仮想通貨取引所の口座開設
初期費用を用意出来次第、仮想通取引所の口座を開設します。口座はNFTゲームで使用する仮想通貨の購入や、ゲーム内で獲得した仮想通貨を売却し、利益を得る際などに使用します。どこの取引所で口座を開設したらよいか選べない方は、DMMビットコイン(DMM Bitcoin)が実績・評判・信頼性の面においてトップクラスですのでおすすめです。DMMビットコインはイーサリアム(ETH)・リップル(XRP)をはじめとするアルトコインを多く取り扱っており、その取扱銘柄数は国内で最多を誇ります。
多くのNFTゲームは、開始時にアバターや初期アイテムを購入する必要があり、それらの購入のためにはゲームが稼働するブロックチェーン上の基軸通貨が必要です。例えば、イーサリアム(ETH)ネットワーク上で稼働するNFTゲームをプレイしたい場合はイーサリアムを購入する必要があります
仮想通貨ウォレットの用意
ここまでの記事を読んで、ぜひNFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)で遊んで、実際に稼いでみたいと思った方もいるでしょう。ただし、従来のゲームと違いNFTゲームを始めるにはひと手間掛かります。始め方が分からない方向けに、以下でNFTゲームを始めるための一般的な手順を説明します。
NFTゲームの稼ぎ方のコツ
NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)で稼ぐための4つのコツを紹介します。
- 「イーサリアム」「BNB」「ソラナ」チェーン上で稼働しているNFTゲームを選ぶ
- 毎日楽しみながら継続できるNFTゲームを選ぶ
- NFTゲームの人気が過熱している時に利益を確定する
- 情報収集のためにギルドを活用する
上記について、順番に説明します。
①「イーサリアム」「BNB」「ソラナ」チェーン上で稼働しているNFTゲームを選ぶ
一つ目のポイントは、イーサリアム」「バイナンスコイン」「ソラナ」等の時価総額が高い仮想通貨チェーン上で稼働しているNFTゲームを選ぶことです。
将来性のあるイーサリアムやバイナンスコイン、ソラナは、売買取引が活発であるため基軸通貨としての「価値の安定性」があり、長年NFTゲームの基盤として稼働してきた実績があります。時価総額が高い仮想通貨チェーン上で展開するNFTゲームを選ぶことで、「投資資金が回収できない」といったリスクを回避しながら、安定的に稼ぐことが出来ます。
②毎日楽しみながら継続できるNFTゲームを選ぶ
二つ目のポイントは、コツコツ毎日楽しみながらプレイできるゲーム選ぶことです。ゲームの種類によっては、毎日ゲームにログインして実力や経験値を積み重ねることで獲得できる報酬(トークン)が徐々に増え、稼ぎやすくなります。仮想通貨のエアドロップ等のイベントが開催されている期間に、多くプレイすることも重要です。
また、毎日遊びたくなるようなゲームは、そのゲーム性自体が魅力となり多くのユーザーを惹きつけ資金が流入する要因にもなります。その結果ゲームで使用されるNFTやゲーム内通貨の価格安定にもつながり、より稼ぎやすくなります。
③NFTゲームの人気が過熱している時に利益を確定する
NFTやトークンを売却するおすすめタイミングは、NFTゲームの人気が加熱し、価格が上昇しているときです。NFTやゲームで獲得できるトークンは、NFTゲームの人気度や関連する仮想通貨の価格に連動して値動きします。購入時と比較して価格が上昇したタイミングで売却することで、利益を得ることができます。
NFTゲームの人気が低迷している時は、NFTやトークンの価格も下落しています。このようなタイミングで売却してしまうと、利益を得ることができません。
NFTゲームの運営側は、プレイヤーが利益を確定してゲーム内から資金が流出してしまうことを避ける傾向にあります。そのため、ゲームを有利に進めたい場合は、ゲームのエコシステム内でトークンが消費されるよう設計されているのが一般的です。
「NFTゲームで稼ぐこと」に重きを置くならば、NFTゲーム内でトークンを消費しすぎず、必要に応じてこまめに利益確定するよう心がけましょう。
なお、NFTゲーム内で獲得したNFTの大部分はゲーム内外の「マーケットプレイス」と呼ばれるサイトで売買することが出来ます。マーケットプレイスは様々ありますが、利用者数が最も多いのが「OpenSea」というNFT売買サイトです。
また、ゲーム内で獲得したトークンについては、ゲームが稼働するブロックチェーン上のDEX(管理者を介さずに仮想通貨の交換ができる取引所)で基軸通貨に両替後に、日本円に両替できる仮想通貨取引所に送金し日本円に換金することで、利益を確定させることが出来ます。
④情報収集のためにNFTギルドを活用する
NFTギルドは、NFTゲームをプレイするために必要なNFTアイテムを貸し出したり、ゲームの情報やサポートを提供したりするコミュニティのことです。
NFTゲームを始めるためには数万円~数十万円の初期投資が必要な場合が多く、資金の面で始められない人が多くいます。そのような場合でも、ギルドに参加しNFTをレンタルすればゲームを始めることが可能です。
また、ギルドの中では活発な情報交換が行われているので、効率的に稼ぐためのノウハウを学習できるのも大きな強みです。日本発の日本人向けギルドも発足しているため、ギルドに参加しながら稼ぐというのも一つの手でしょう。
NFTゲームの将来性
世界中のゲーム人口は、インターネットやスマートフォンの普及、PCスペックの上昇などにより、2024年現在では30億人を超え、世界の3人に1人が何らかのゲームをプレイしていると予想されています。
ゲーム市場規模は、2023年には29.5兆円に拡大し、メタバース関連銘柄をはじめとした仮想通貨およびNFTの需要増加が最大の要因となり、今後さらなるゲーム市場規模の拡大していくことが見込まれています。
米市場分析会社Fortune Business Insightsの調査結果によると、世界のNFTゲーム市場規模は、2022 年の時点で 1,286 億 2,000 万米ドル(約18兆7,850億円)と評価されています。市場は、2023 年から 2030 年にかけて 21.8% の CAGR で、2023 年の 1,544 億 6 千万米ドル(22兆5,590億円(1,544億6,000万ドル))から 2030 年には 6,149 億 1,000 万米ドル(約89兆8,000億円)に成長すると予測されています。
特にRPG(ロールプレイングゲーム)には「特別なキャラクター、テーマ、追加の武器、アクセサリー」などの機能が備わっているため、ブロックチェーン機能を実装するのに最も適しており、今後、最も高い成長が予想されるとしました。
国内のブロックチェーン推進協会の岡部典孝理事は、「ゲームがインターネット普及の火をつけたように、NFTゲームがブロックチェーンの利用の裾野を広げる起爆剤になるとみています」と述べており、NFTゲームの知名度に比例して多くの人にブロックチェーン技術の有用性を理解してもらえる機会が増え、結果としてブロックチェーン技術の普及発展が加速すると示唆しています。
また、「ファイナルファンタジー」シリーズや「ドラゴンクエスト」シリーズなどの人気作品を持つ大手ゲーム会社「スクウェア・エニックス」はNFTゲーム開発への意欲的な姿勢を表明しています。「スクウェア・エニックス」がNFTゲームにおいて成功を収めたならば、今後は他のゲーム会社もNFTゲームへ参入することが予想され、クオリティーの高いNFTゲームが続々と生まれることでしょう。
以上のことから、NFTゲームは今後高い確率で伸びていく分野と期待されています。
NFTゲームの注意点
NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)を始めるにあたり、以下の注意点があります。
- 初期費用を回収するには時間が掛かる
- NFTゲームには偽サイトが存在する
- ウォレットの管理に注意が必要
- ラグプル(資金の持ち逃げ)に注意
注意点について順番に解説します。
初期費用を回収するには時間が掛かる
初期費用回収までの目安期間はおよそ数か月と言われていますが、数週間で回収できるNFTゲームもあるので、あくまでも目安と捉えましょう。NFTゲームを継続的にプレイしたり、NFTゲーム内で使用される仮想通貨によって成り立つ経済や仕組み(エコシステム)を理解してコツをつかめば、より早く初期費用を回収できるでしょう。
ただし、継続的にゲームをプレイできなかったり、ゲームが上達しなかったり、エコシステムを理解せずにすると、回収するまでに時間がかかります。また、ゲームの種類によっては、運の要素に利益が左右されることを覚えておきましょう。初期費用をすぐに回収し、利益を出していきたい場合は、初期費用が安く済むゲームから始めるとよいでしょう。
NFTゲームには偽サイトが存在する
NFTゲームや仮想通貨などの界隈では、公式サイトを装った悪質な偽サイトが横行しています。偽サイトにアクセスしてゲームをスタートしてしまうと、仮想通貨や個人情報が盗まれてしまう危険性があります。
過去には人気ゲーム「ポケットモンスター」NFTゲームを装った偽サイトに、アクセス者のパソコンの乗っ取りを目的とした「リモートツール」が仕掛けられていたことありました。
こうした被害を防ぐために、サイトのURLは必ずチェックし、公式サイトからNFTゲームを開始するようにしましょう。
ウォレットの管理に注意が必要
NFTゲームは仮想通貨ウォレットとゲームの公式サイトをリンクさせてプレイするため、ゲームを始める際はウォレットは必須です。ゲーム内で獲得した仮想通貨をウォレットに保管したり、ウォレット経由で取引所へ送金し利益を換金する仕組みになっています。
しかし、仮想通貨ウォレットを管理するにあたり以下の2点に厳重な注意を払う必要があります。
- シードフレーズ(秘密鍵)の紛失
- 送金先アドレスの間違い
上記の2点について順番に解説します。
シードフレーズ(秘密鍵)の紛失
仮想通貨ウォレットの秘密鍵を紛失してしまうと、ウォレットにログインが出来なくなります。NFTゲームで稼いだ仮想通貨もすべて無駄になってしまうため、秘密鍵を紛失しないよう厳重に管理しなければなりません。
送金先アドレスの間違い
NFTゲームでゲーム内で稼いだ利益を換金するために、仮想通貨取引所に送金する場合などは、送金先のアドレスに間違いがないか慎重に確認する必要があります。送金先のアドレスを間違うと、せっかく稼いだ仮想通貨を失ってしまいますので、送金時は二重確認や少額のテスト送金等を実施し、確実に着金するよう注意を払いましょう。
ラグプル(資金の持ち逃げ)に注意
ラグプル(Rugpull)とは、「NFTゲームやプロジェクトを立ち上げ、そこに集まってきたユーザーに仮想通貨やNFTを販売し、ある日突然運営が集めた資金を持ち逃げする行為」のことです。
ラグプルを起こしうるプロジェクトには特徴がありますが、特に注意すべきはマイナーなゲームで「お金を預けたら高利で分配金を支払う」「短期間でお金が増える」「今後大きく値上がりするNFTアートを売る」等の金銭的利益を謳い文句にするプロジェクトです。こうしたラグプルを起こすゲームは2022年に急増し、多くの方が被害に遭いました。
ラグプルの被害に遭わないためには、基本的には「あまり聞いたことがないマイナーなゲームは避ける」「稼げる話がうますぎるゲームは避ける」ということを意識しましょう。ゲーム名で検索したり、XなどのSNSでプレイヤーによる評判や投稿を参考にすることも有効です。NFTゲームを開始する際は、事前にゲームに関するリサーチを行い、資金が無くなるリスクも承知の上でプレイを検討しましょう。
まとめ
本記事では、NFTゲームの仕組みや将来性、実際の稼ぎ方、おすすめのゲームについて紹介しました。
今後のゲーム市場は、NFTゲームの牽引による仮想通貨やNFTの需要が最大の要因となり、さらなる資金流入が見込まれていくと見込まれるます。NFTゲームがゲーム以外の分野にもブロックチェーンの有用性を広げると予想されており、NFTゲームの可能性は計り知れません。
NFTゲームは、ブロックチェーン上で稼働させることによって、ゲーム内資産を実際のお金に換金することができるので、誰でもゲームで遊びながら仮想通貨を稼ぐことができます。
NFTゲームで稼ぐためには、時価総額が高い仮想通貨をゲーム内通貨として採用しているNFTゲームや、毎日継続して遊べるゲームを選ぶことが肝心です。また、ゲームの人気が沸騰している最中に稼いだ仮想通貨やNFTを売却する等して、こまめに利益を確定させることも重要です。
本記事で紹介しているNFTゲームは、どれも将来性が高く初心者でも稼ぐことが可能であるため、ぜひ参考にしていただければ幸いです。